(1)中島みゆきLIVE♪
- 2010/12/27 23:15
長渕LIVE×2daysから〜1日置いて…中島みゆきのLIVEが今日から2日間です♪
中島みゆき…実に3年ぶりのLIVEツアー。ならびに〜福岡公演♪
さぞかし待ち焦がれた〜ファンも多かったであろう。
20本目を数える今ツアーの後半にさしかかった〜年度末公演♪
頼んでいた、プラチナチケットを関係者受付で受け取る♪
何故か…毎回〜1F真ん中か、その後ろ位の席というのも不思議である(笑)
グッズ売り場を覗くと…長渕ほどの点数ではないが〜その中で‥昔、10円オレンジガムで有名な「マルカワ(丸川)」の四角箱が中島みゆきのアルバムのジャケットワークになっている面白い物を発見(^^)。しかも40個入り!セットで2000円。
これはいい☆
パンフレットとともに購入。
開演前、年齢層の高い〜静まり返った場内にアナウンスが流れ、緞帳が上がり…定刻スタート。
※ちなみに…中島みゆきのLIVEは、皆さん座っての観覧です。アンコールで立つ位です。
バンドメンバーが持ち場につき…中島みゆきが最後に登場という〜おきまりなオープニング。
演劇か舞台のイメージ。
全身真っ白の衣装に身を包んだ中島みゆきが、センターのスタンドマイクに立つ。青いアコギをかけ〜かすかにひく。
オープニングは、ニューアルバム「真夜中の動物園」から[今日以来]♪
穏やかに開演といった感。
ステージセットは…これまた毎回〜何を意味しているか不明な造形モチーフ(^^;)。縦コの字型のアーチを4重に形成している。
熟練メンバーによる〜音もコンパクトにまとまっており〜安定感バッチリ♪
突き刺さるようなロックで劇的ドラマチックな世界へ誘うかと思えば……
距離を感じさせない〜耳元で囁く童謡か民謡かのごとく心へ染み渡らせる。
そして……ハードに歌い上げる[サバイバルロード]も、ソフトロックの真骨頂[顔のない街の中で]も、圧倒的歌唱力で鬼気迫る[鷹の歌]も、今の中島みゆきを充分〜体現している。
ただまぁ…相変わらず、1曲ごとのように、ボケキャラでMCを挟むのもお約束。中には退屈なモノも(苦笑)。
長渕のMCのように曲と連動性を成すように〜必然を感じない。
中島みゆきファンはそれで納得なのかなぁ? もっと‥曲、歌ってよ…って思うのは僕だけではなかろう(^^;)
しかも…全公演ほぼ同じMC(^^;)
それに〜今回は、"15分の休憩"という意味不明なインターバルがある(・・;)
これで…全17曲のみ。
程良い〜緊張感やテンションが持続しない。
微妙なセンスとカラーリングな衣装は、長渕と通じるモノを感じたりも(苦笑)‥‥‥
曲やアルバムがイマイチでも、LIVEは外さない長渕。
LIVEがイマイチでも、曲やアルバムは安定感・信頼感バッチリの中島みゆき。
両者のカラーの違いを物語っているよう。
が… しか〜〜〜し!!!
今日の中島みゆきLIVEでの…[二そうの舟][銀の龍の背に乗って][時代]では、鳥肌が立つまでの高揚感を味わいましたし……
中島みゆきの詩の世界も、長渕 剛とは違った…これまた唯一無二の世界観は、"文豪"と呼ぶに相応しい。
今でこそ〜"歌姫"と…仮称・形容される女性アーティストは多かれど、中島みゆきこそ、"リアル歌姫"であろう。
世界も、時代も移り…変わり続けて行く中で〜数知れぬマスターピースを世に残し続ける中島みゆき。
閉塞感漂う〜混沌とした時代とこの島国に、歌という光で行く手を照らし続けている。
■本日のセットリスト:(1)今日以来 (2)翼をあげて (3)愛が私に命ずること (4)二そうの舟 (5)サバイバルロード (6)時刻表 (7)夜曲 ※この後15分休憩 (8)真夜中の動物園 (9)夢だもの (10)しあわせ芝居 (11)銀の龍の背に乗って (12)Nobody is Right (13)顔のない街の中で (14)鷹の歌 (15)時代
アンコール・(16)悪女※新ヴァージョン (17)たかが愛