□千秋楽
- 2009/05/24 23:57
大相撲夏場所・夏場所〜千秋楽。
最近の幾場所の中では…稀に見る、名場所であった。
[日馬富士]の初優勝はあっぱれお見事であった!
幕内力士の中でも126kgという軽量力士でありながら…‥電光石火の鋭利な立ち会いと天性の流麗な取り口、そして卓越した"感"と"業師"としての伝家の宝刀で賜杯を手にした。
先代の[千代の富士](現〜九重親方)を彷彿とさせるものもある。
優勝戦とは別に、[千代大海]の勝ち越しや… 前頭筆頭でありながら、14連敗中の[豊真将]の千秋楽にして1勝目など… 見所〜ドラマ性も感情移入させるには充分であった。
しかし… 悲しいながら、上位陣と優勝争いは相も変わらず、外国人力士の独壇場になっている点である。
国技としての復興復権の為に日本人力士の奮起と、新星☆登場(今は[稀勢の里]か?)に期待したい。
スポーツや格闘技の世界全般に言えるのかもしれないが…‥ 日本人に足りないのは、雑草魂のようなハングリーさと悲壮感であろうか? それとも…‥