………本物の店…………
- 2008/12/06 20:11
「吉冨」での"至福の一時"を後に、打ち合わせで中洲の「味美(あじみ)」→西中洲「遊來(ゆき)」に。
時間的に"仕込み"をやってる時間である。
達人の技法を目の当たりにする。
田村オーナーシェフが、びっしりとサシが入った極上ヒレ肉(※写真)の、脂を丁寧に取り払い、さらに包丁を入れていく…
巧みな技に一同、見入る。
会話が消える…
食材と対話している…
食材は気候だけではなく…
料理は技術だけではなく…
作り手の"心の温度・熱"によって、同じ食材を使おうと、全く違った料理になるのである。
巷には………
こだわり…原材料…
名ばかりで内容がチグハグな店もある。
オーナー・経営者は現場を離れて、いない。
…(苦笑)
そういう店は残念ながら、お腹の空腹感は満たせても、心の空虚感までは満たせていない。
本物・一流のお店…その最低の美学、それはオーナーの心・技・体…三位一体の"息吹"が現場にどれだけ"生き届いている"かである。