「吉鮨」をあとに向かうは…会員制焼肉店【ふじや】です。
ノスタルジックな建て構えは、昭和時代そのものです。
"会員制"と表札が出されたこのお店は一見さんお断りの完全予約制です。
店内に一歩、足を踏み入れた瞬間…衝撃的でした。
あの、福岡・東区八田「金剛園」の拡張前の店内にそっくりです(@_@)
雑然とした店内は飲食店にはありえない状態ですが…、これを理解する会員さんのみが許すのでしょう(笑)
そこに座卓が僅か…3、4卓。
壁には、来店した有名人やスポーツ選手の写真やサインが多く飾られています。
僕がラストの1人客という事で店内は他客がいません。
メニューリストや値段表はなく…おまかせコースのみです。
お店を1人で切り盛りし続ける77歳の店主が、マンツーの付きっきりで焼いてくれます。
福岡でいう、「田無羅」の先代オーナーのような思いが駆けます(^^)
僕は言われるがままに、食べるだけです(笑)
[広島牛]であるお肉は、まず…ステーキとも言える、厚切りのロースから。一口でパクッと食べた方が肉汁も美味しく感じられると教えられます。
次なる…一見してわかる鮮やかなレバーは、辛さを抑えたカラシを、ご当地お好み焼きを思わせる?タレに混ぜ、肉でカラシの粒を潰しながらまろやかにすると教えられます。
厚めのミノは塩で。コリコリと〜あの食感と美味しさで途中にもってこい♪
カルビは、タレ漬けで出されたモノを焼いて、タレには付けずに30回以上噛めば甘みを感じられると教えられます。
肉の最後は、ここでしか食べれないと言う、"こうね"。大きな薄切りロースに見える塩タンのようなモノが2枚。脂身に見える白い部分は、何と!軟骨だそうです。これがまた柔らかい!噛めば噛むほどに旨味汁が出ます。
これは当たり!!!☆
キャベツで包んで食べれば、ヘルシーに感じられます(^^)
これは、「田無羅」「游來」のお家芸である〜タンのサラダ巻きを彷彿とさせる逸品。
皿に残った汁を野菜に付けても楽しめます。
肉の写真がNGなのが残念です(^^;)
最後の最後…〆は、名物のオジヤ!
20種以上の食材を用いた〜韓国風薬膳オジヤとでもいいましょうか?
一緒に添えられた…水キムチと絡めながら〜食べる美味しさを教えられます。翌日は胃がスッキリするんですって(^^)
なるほど!☆
プロ野球選手で、これを何杯もおかわりする方がいるそうです。
付きっきりで焼いてくれる店主は、博多にも一時期、よく足を運ばれていたそうで…色々と世間話もしてくださいました(^^)
僕の顔を見て、「色が白いから水商売かなぁと思った(笑)」とも(^^;)
なるほど…深い?見解です(苦笑)
あと3年で、開店50年だそうです。ぜひお体に気をつけてください!(^^)
ご馳走さまでした(^^)
福岡でも、いつか…「游來」か「玄風館・しょう」が〜1日3組限定位の会員制焼肉店をやってくれないかなぁ。
そんな事を思ったりもした、広島ナイトでした(^^)