今日のデリバリー。
- 2014/09/07 12:39
「各地〜晴天なり」
本日は、福岡や広島など〜良い天気に恵まれました(^^)
皆様、ありがとうございました!
■追伸:先週も書きましたが、毎年〜8月終わりの日曜日に恒例の「山下達郎、サンデーソングブック」から流れる、"さよなら夏の日"が流れなかったと書いたら、今日流れてきました♪。夏の終わりを感じました?(^^)
NOVEMBER 2008 TO NOVEMBER 2014.
2014年09月07日の記事は以下のとおりです。
「各地〜晴天なり」
本日は、福岡や広島など〜良い天気に恵まれました(^^)
皆様、ありがとうございました!
■追伸:先週も書きましたが、毎年〜8月終わりの日曜日に恒例の「山下達郎、サンデーソングブック」から流れる、"さよなら夏の日"が流れなかったと書いたら、今日流れてきました♪。夏の終わりを感じました?(^^)
「長渕流〜ロックンロール、1つの完成形」
長渕 剛〜ベストアルバムを引っ提げたツアーもいよいよ後半戦、全12本のうち、9本目の"福岡決戦"です。
珍しく〜僕は今ツアーは、福岡以外で見る予定を組んでいません(苦笑)
まぁ、後半ともなると、それだけで〜だいぶん練り込まれてきて、特に福岡なら…なお安心出来ます?(^^)
今回もお馴染み〜マリンメッセですが…、サプライズなのがこの日、長渕剛の誕生日だという事です。
LIVE前に、長渕が一人いち早くステージに登場し、場内が大合唱でパッピーバースディを歌い、そこから〜長渕史上初となるアメリカの凄腕ミュージシャンを中心に編成した日米混合編成のバンドを呼び込み、分厚いサウンドでの「泣いてチンピラ」でオープニング。
のっけから、脇を固める〜ツインリードのギターも全開バリバリで、長渕は今や代名詞でもある?〜相棒のタカミネのブラックボディでガンガン掻き鳴らします。
各パート、楽器を奏でながら〜音を楽しむかのような、まさに"ザ・音楽"の世界。
珍しく〜2曲目に持ってきた「勇次」も一体感を成す場内を更に煽り、高揚させる。
前半は「カラス」「シェリー」「西新宿の親父の唄」ら中期のアルバムからのセレクトが並ぶ。この頃からがリアルタイムに入った僕なだけに、あの頃を思い起こす曲群です(^^)。個人的にはアルバムで言うとこの〜「ライセンス」「昭和」「JEEP」「JAPAN」がマストなもので☆
中盤は、長渕の真骨頂である〜弾き語り編。中でも「愛しているのに」〜「夏祭り」 の流れでは、しっかりカッティングやフィンガーらのテクニックを見せつけながら、切なさと情緒さも感じさせるキラーラブソング。
僕的には、今回のバンドでのハイライトはやはり…「青春」〜「SUCCES」という流れのメロディもほとばしる"長渕流ロック"ともいうこの2曲。元来、洋楽ロック派の僕からしても痺れるような流れ♪
世界の一流ミュージシャンの演奏もテクニックも幾多のLIVEで目の当たりにしてきましたが、今夜の長渕も負けていません。
全体的に観ると〜確かに原曲を留めているのは、ほぼ皆無ですが、過去を精算し続け、今を生きる長渕らしい、まさに"今の時代"、"今の気分"で仕上げた"今らしい曲"たち。
「順子」や「西新宿の親父の唄」らは、ブルージーに色濃く変化している。
ベストアルバムとこのツアーで、1つの区切りと落とし前をつけた?長渕は、来年・2015年夏、桜島以来〜10年ぶり以上となる、命懸けのオールナイトLIVEをやると宣言しています。間もなく正式発表になるようですが、今回は10万人を収容し、噂によると富士山での開催を目論んでいるようです。
58歳になったとは言え〜まだまだ、長渕の魂や情熱には、いささかの衰えも微塵に感じさせません。
今回の、長渕流ロックンロールショウを見て感じたのは、カリママ性は今なお〜持って健在ながら、アーティストとしての存在感と稀少性、威厳も、変化と革新の中で、恍惚の息吹を放っているという事。
まだまだ、更なる〜極みへ、高みへと…己の信じた道を、情熱を絶やさず、ひたすら邁進する長渕が確かに今日のステージにもいた。
■マリンメッセ福岡:セットリスト。
1・泣いてチンピラ
2・勇次
3・明日をくだせぇ
4・カラス
5・シェリー
6・西新宿の親父の歌
7・白と黒
8・愛しているのに
9・夏祭り
10・俺らの家まで
11・パークハウス701 in 1985
12・順子
13・青春
14・SUCCES
15・情熱
16・明日へ向かって
17・しゃぼん玉
※アンコール
18・RUN
19・俺の太陽
20・桜島
21・MY SELF
長渕LIVEを観終えた後、観戦メンバーと肉会食へと繰り出し〜和気藹々で歓談している時、1本の電話が。
長渕LIVEのプロモーター、担当者からで。長渕LIVE前からは、連日のように電話が来てました(苦笑)
毎回、あーだ、こーだ、色んな面倒くさい段取り事や無理難題は当たり前(苦笑)
勘違いしてる人もいるかと思いますが、僕は"長渕信者"ではありません(苦笑)。確かにあちこちで数知れずLIVEも観てきた。莫大なお金も投資?してきた(苦笑)。僕の人生にも多少なり影響もおよぼしてる。昔はファンとして見ていましたが、今は勝手にライバルとして?、敬意を表してます(笑)
そんな僕に、担当者が言います。今日は長渕の誕生日で、
"いい寿司屋どっか貸し切れる?"
などなど(((^^;)
僕の交友関係での、そんなリクエストに今も昔も奉仕の心で応えてます(笑)
まぁ〜しかし、今回は無茶苦茶。前もって、色んな段取りをしましたが、最後の最後に、とんでもない大ドンデン返しが待っていようとは…………
LIVE当日の昼間に散々やり取りした挙げ句、今夜(LIVE後)の段取りは何もないとなり、一安心?(笑)
そんな文頭の和やかな会食の折り、入った電話の内容は………
"今から「行天」を段取りできん!?"
"はぁーーーーーーーーっ!?"
誰が聞いても無理難題な事と、百も承知でしょう!!!
ふざんけんな!
と思いました(苦笑)
言うのもおこがましい(>.<)
実は、クソ忙しい昼間から、行天さん本人に、交渉していましたが、既に断念していたのです(>.<)
ご存知の通り〜あの、ミシュラン福岡3つ星を獲得した事で、半年先(以上)まで予約が埋まり尽くしているお鮨屋です。
誰がどう聞こうが、直前に10名なんて、非常識極まりない事です。
しかも、営業が終わりきる間際です。
愚問です。
それでも、僕は何と人が良いんでしょう(笑)
"ダメ元で聞いてみましょう"
と言って、普通はここで聞きもせず、しばらくして断ったりするんですが(笑)、僕は本当に聞いちゃいました。あの3つ星の店主に嫌われる事を承知で?(;o;)
案の定、乗り気じゃない、半ば呆れ気味の大将が、僕の
"長渕が行きたがってます!"
"一生のお願いです!"
とまで言い(((^^;)
失礼極まりなく、一方的に、頼み倒すように電話越しに頭を下げ続けました……
実は、「行天」には福岡オープン時から行かせて頂いてるんですが、今年は僕も激務の為、全く行けてない上に、ミシュランでの3つ星獲得で行きにくくなったどころか、連絡すらしずらくなっていたのです(>.<)
そんな状況の中、行天の大将自らが、当たり前に満席の営業中の合間に、僕に直にやりとりしてくださり………
な、
な、
な、
な、
何と!!!
"コウヅルさんがそこまで言うんなら、そんなにネタもシャリもありませんけど、それでよろしければ………"
と、
ま、
ま、
ま、
まさか!?
の返答が!!!
間違っても、長渕が来るからなんていうミーハーな理由ではありません。あしからず!
これはまさに、神の御告げか、御加護かと思った程の、ミラクルとしか言いようがありません!!!
ここからは、瞬く間に段取りし、双方〜「行天」へ!
もうねぇ、ここから先は「行天」のカウンターで長渕御一行と並び食事をしましたが、「行天」の大将に申し訳ない、心が締め付けられるような、やるせない気持ちばかりの時間が淡々と過ぎていきました………
確かに、長渕本人とも久しぶりに写真も撮り、"生涯情熱"入りのサインも一筆頂きましたが………
僕にとっての、今夜の本当のドラマは………
ミシュランで3つ星を獲っても、何1つ変わってない、きっとこれからも変わらない、行天の大将の心意気と人間性をまた、こうして知れた事でした(涙)(涙)(涙)
まさに、"ブレない不動心"であります。
言っていいのかどうかわかりませんが……僕ごときレベルの客に、
また、来られる時は直接、僕の携帯に電話くださいね(^^)
いつ、飲みに連れて行ってくれるんですか?(^^)
以前、一緒に来てくださった方が、また来てくださいました(^^)
などと、そんな気遣いまで口にしてくださいました。
以前から、とびきり上等のマグロが入ったりすると、電話をくれたりしてました(^^)
今日、改めて思いました。
行天さんは、お店が3つ星である前に、職人や料理人として、人間性が3つ星であると僕が断言します。
僕はいつからか、お寿司は素手で握られた特殊な料理なだけに、その握り手、大将の人生も附せて味わうものであると信じて疑わなくなりました。そうでない〜心の通わない寿司屋には、決して、以後暖簾をくぐる事はありません。
その観点で言えば、西中洲のM、薬院のA、渡辺通りのYなどは未来永劫、ただでも行きません。
それら方には、行天さんの爪の垢でも煎じて飲ませたいものです。それらの店で使う万単位のお金があるなら、半年先の予約を待ってでも「行天」に行くべきでしょう。
話が反れましたが、それほどまでに、ドラマチックな記憶に刻まれた夜でした。
本当、感動しました(涙)(涙)(涙)
僕のつたない表現と言葉では、行天さんの前では、何の意味も成しません。
行天さん、ありがとうございました!
この恩は、一生忘れません。
始末書もの?のプロモーター担当者にも必ず、言いつけておきます。
それほどなまでに、そんな「行天」での行天さんと過ごした時間はかけがえのない一時、ミラクルな夜となりました。
九州が日本に、世界に誇りうる〜「行天」ここにあり。
合掌。
■追伸:
※以前、高田延彦さんとミシュラン3つ星獲得前に「行天」に行った時にも、ツィッターで、"仰天した"と書かれていました(^^)。さすがです(笑)
※行天さんから、翌日、御丁寧にメールまで頂きました(涙)。本当にただただ、恐縮しきりです。感謝!
※長渕との会話のやりとりの中で、最後に言いました。ステーキ好きな長渕なだけに「今度、TOKYOに進出しますんで、剛さんの自宅で極上ステーキを焼かせて頂きます」と。必ず〜実現させます(^^)