火祭り'2014〜16日目。
- 2014/04/05 23:12
「悪夢と最悪の連チャン土曜日」
前夜、最終の新幹線に乗り遅れた為、最後の手段だった……夜行バスも満席で乗れず、やむなく〜始発の新幹線に乗ります。
名古屋駅・6時20分発、のぞみ。
スタッフとも明け方まで電話連絡を密に取り合い、またしても憎悪な雨予報!の福岡地区の対策案を練り続けました。
火祭り'2014〜1番の予約数を数えた、この日。
既に、キャンセルや変更が前日までに数組。しかし、当日開催直前にキャンセルが出るのが、僕らのビジネスの鬼門・難点です(>.<)
降るな!降るな!という、祈り的願いは無情にも打ち砕かれ、雨足は強まる一方………
新幹線の移動中に、少しだけ仮眠的睡眠を取ろうかとした甘い考えは、早朝からひっきりなしに入る〜キャンセルと変更の電話やメール対応で、一睡もしてない目と脳が一気に現実回帰させます(>.<)
そして、想定外のダメ押しの衝撃の一撃的KOを喰らうとは予想だにしていませんでした………
新人スタッフからの電話が入り、
な、何と!!!
「事故をしました……」
と開口一番。
絶句……………………
一瞬、全てが吹っ飛んで、頭が真っ白になりました。
聞けば、道路沿いの太い金属ポールにノンブレーキ?で激突!車は廃車!
幸いにもスタッフは自力で動ける位の軽症。
命に別状はなかったようです。
しかし、あと1mずれていたら、即死だったそうです。
もう、しばらく何も出来ず、言葉が出ませんでした………
残り2日を残した火祭りは、今年も魔の手に陥りました。
もう、ここからは、事故の対応と火祭り〜予約者様の雨天対応で、電波状況の悪い、新幹線の中で、神経が削られるように、すり減ります。
クタクタでの博多到着から、倉庫へ直行。事故の状況報告を別スタッフから受けて、対応しましたが、現実を見れば、火祭りは、膨大な予約数のこの日。連チャン雨予報により、案の定…当日キャンセルや場所変更、食材&器材受け渡しらの変更が続出!
このやり取りは尋常ではありません(>.<)
気が狂います。
当然、雨天強行開催日のお客様には、"タープ付き"という、通常より〜更に一手間かかる作業を強いられます。
そこに、事故による〜スタッフの欠員と車の減数。弱り目に祟り目です(>.<)
ズブ濡れの中、舞鶴公園は悲惨的状況です。
当然、早めに早めにやっても、やっぱり……遅れがちになります。
ヤキモキします。
合間には、他の開催地での変更対応で、何ヵ所も外回りもします。
とにかく、悲惨的そのものです。
雨予報が出るだけで大変なんですが、雨が降ると更に大変なのが、このビジネス。
折れかける心を噛み締めるように、こらえ〜1件1件のお客様を対応していきます。
正直、お客様しても…花見どころか、単なる"雨宿り焼肉"のようなモノで、申し訳ない思いです。
ズブ濡れの器材らと共に、僕らの思いも地滑りのように流されました…………
"火は水に勝てず"
今回の火祭りでは、それを嫌という程〜思い知らされもしました。
それでも今日も最後まで何とか、スタッフと共にやりきりました。
まさに、"殺り切った"と呼ぶに相応しい壮絶さでした。
スタッフと共に命懸けで生き延びました。
そして視線は明日の千秋楽のフィナーレを残すのみです。
本日も皆様、ご利用頂き〜ありがとうございました!
また、次回、晴れを期待し〜再会しましょう!