長渕 剛〜ＬＩＶＥ'２０１３･ファイナル！
- 2013/07/25 23:45
約１ヶ月半、全７都市〜１５公演を回った、長渕 剛の２０１３’プレミアム・ＬＩＶＥツアーも、今日のファイナル・名古屋を迎え、ようやく観れる事になりました♪
主に、ファンクラブ会員を主体としたホール&Ｚｅｅｐでのツアー。
選曲も昔の古き〜良き時代の歌をお披露目とくれば、いやがおうにも期待値は高まる。
ビッシリと〜場内を埋め尽くした観客のコールが呼だます中、豹柄のジャケットを羽織った長渕が赤いギブソンを片手に握りしめ〜オープニングの登場。
６本の炬に囲まれる中、オープニングは最新曲「未来」。NHKのドラマ主題歌でもある曲は瑞々しい〜躍動感溢れる１曲である。
声も充分に渇いて〜枯れている。
たった一人で、ステージングする長渕は、天性のパフォーマーとしての存在感もいかんなく発揮している。
「二人歩記」や「パークハウス７０１in１９８５」「交差点」「いつものより道もどり道」「何の矛盾もない」「花菱にて」などの懐かしい曲が今の声で歌われていく。
途中、ＭＣで……８８歳まで歌うと宣言し、俺より先に死ぬなよ！と煽り、その頃には杖をついて出てきたり、金の総入れ歯で、それをハーモニカよろしく、客席に投げ込むなどと冗談半分に言い放っていた(笑)
長渕は少年の感受性を持ったままである。
今ツアー、通常のＬＩＶＥのように観客をグイグイ引っ張っていくというより〜小さな空間を活かし、互いに濃密な空気感を分かち合いながら全体的に長渕自身もリラックスした感で進行していくといった感じである。
本編ラスト２曲は、鉄壁の「HOLD YOUR LAST CHANCE」「STAY DREAM」という〜問答無用の力歌・２曲で締め。
２度目のアンコール、「夏祭り」「プロポーズ」という初期歌が続き〜今ツアーのラストを飾ったのは「CLOSE YOUR EYRS」！。まさに渾身の咆哮であった。
深い余韻が場内を支配する中…ステージ前方の観客から、花束などを沢山受け取り〜満面の笑みを浮かべ、ステージを後にした長渕。
リップサービス的、ＴＡＬＫ＆ＬＩＶＥの感は微塵もなく、全身全霊の普段通りの長渕ＬＩＶＥであった。
長渕が原点と源流を持って〜ファンクラブ会員の為に仕立てた、長渕にしかできない、長渕ＬＩＶＥ。
決して色褪せない〜恍惚の輝きが確かに今日もあった。
そして、長渕の凄さの１つは同世代同年代の多くのアーティストが同窓会的コンサートをしたり、時代に埋没してゆく中、まだまだ先の未来を見据えて変化している事である。
安易な道を選ばす、自ら迷路に飛び込み、出口と答えを見つけるように、絶えず〜歩を進めている。
長渕が放つ〜次の一手ははたして？
■TOUR’2013〜THANK YOU！
7月25日(木)・Zepp名古屋〜ツアーファイナル・セットリスト♪
1・未来
2・Rainy drive
3・LICENSE
4・くしゃみじゃなくてよかっよ！
5・君のそばに
6・名古屋青春朝焼物語
7・月がゆれる
8・パークハウス701 in 1985
9・二人歩記
10・LONG LONG TIME AGO
11・交差点
12・いつものより道もどり道
13・HOLD YOUR LAST CHANCE
14・STAY DREAM
アンコール
15・花菱にて
16・何の矛盾もない
アンコール2
17・夏祭り
18・プロポーズ
19・CLOSE YOUR EYES
