去る者、止めず。
- 2013/09/10 20:15
世に、"去る者追わず"という言い例えがあります。
ビジネス上、使われたりする事が多いんですが……
思えば、僕は今だかつて〜従業員(社員やバイトスタッフ)を誰一人として、辞めると言ったスタッフを止めた事がありません。6年働いてくれたスタッフですら。
実は以前……、お世話になってる、某・名店シェフが、辞めようとするスタッフを引き留める姿を目の当たりにした事がありますが、切なかったです。
そのシェフは、"やっぱり、人だよね"が口癖です。飲食店が溢れ返る世の中でも、確かに当たり前です。
ただ……僕は辞めようとするスタッフを引き留めようとは思わないようにと誓いました。
"人を止(とど)める業"
と読み書きして、"企業"と言ったりしますが、目下〜"家業の王道"をビジネススキームにひた走り、企業を目指してない?僕には、未熟な部分なんでしょうが(苦笑)、スタッフ自身が自分なりに決断した思いを覆そうとも思いません。
"出会いがあれば、別れがある"。
世の条理であります。
実は、この夏の終わりまでに、あの大激戦の裏では……僕の両刀両腕だった、スタッフが辞めたりしました。
しかし、決して悲観していませんし〜最後まで、全うしてくれたと思い、感謝しています。
次の場所での成功と成長を願いながら、気持ち良く〜送り出しました。
もちろん、一切〜止めませんでした。
"去る者、止めず"
このスタンスはこれから先も、変わらないでしょう。
それで、ビジネスがどうなっても自分の責任ですし、それが器でもあります。
でも今は、別のスタッフ達とで〜僕はやれてるんですね(^^)
"半分の法則"で生きる僕は、そこまでリスクヘッジしてます。これが、"家業の王道"たる〜所以でもあります。
最近ようやく、ビジネスや人という"糸"が、縦に横にと〜編め出したような気がします。
常に、出会いと別れの狭間にありながら、
"反省しても後悔はしない"
"振り返らない"
自分らしく生きるだけです。
まだまだ今から〜ビジネスも展開し続けます。
合掌。