修業時代
- 2009/05/18 23:53
と書かれた…ある雑誌の綴じ込みのように、付いていた特集を読んだ。
ユニクロの柳井氏の記事である。
本文中のたった1〜2行の文に強烈に惹かれた。
「柳井は人と会食はしない。財界人や政治家とも付き合わない。」
無論‥その後の文章があるのだが…‥
スゴく考えさせられた。
有名著名になると、手のひらを返したように寝返ってくるような人間や、悪事を考えながら忍び寄ろうとする人間も枚挙にいとまがないのだろう。
メジャーになればなるほど…‥純粋にビジネスを遂行するのがどれほど難儀するかを知るようである。
柳井氏は09年度の日本の富豪1位に選ばれた。
がしかし…‥お金持ちや順位が凄いのではなく、低リスクハイリターン(高利益)の無形ネット(IT)ビジネスや情報サービス系の風雲児・革命児を抑えて、ハイリスクな店舗ありきの有形対面ビジネスを展開した中での評価であるという事が特筆モノである。
柳井氏は…業界を問わず、まだまだ"箱"ありきの店舗ビジネスの可能性を未来と若者に示唆していると言えよう。
柳井氏ですら、今なおもって〜修業時代なのだろう。
日本の至宝的経営者であり、ビジネスマンである。