２・肉上手(明月館)。

エントリー

最高級の雌牛サーロインや薄切りタンも唸ります。

合わせダレも絶妙なミノとホルモンは小さくカットされ〜食べやすいです。

レバ焼きは、コンロ上で焼きながらカットし…コチジャンなどを用いたタレをそこにかけ〜火を通します。普段あまり食べないレバも、食感・旨味も文句なしです。

お口直しにフルーツ２種(マンゴーとスイカ)も(^-^)

リップサービスに羊羹も(笑)

一通り食べ終わり……

このお店は、もう今更、進化に期待するのではなく〜裏打ちされた伝統と不変にして普遍の【肉上手】というスタイルを楽しむお店であると思いました。

福岡でいうなれば…寿司で「吉冨」。焼肉で「田無羅」クラスの威厳です。

素材や量、価格だけの評価にならない魅力が【肉上手】にはあります。

最後に店主が、最近亡くなられたドクターが最後の晩餐にと、【肉上手】に来られた事を話されていまして……

「やっぱ、死ぬ前にもう１回行きたいと言われたら嬉しいよね！」

と活き活きされていました(^^)。

そんな余命宣告を受けた方も来られるそうです。

そんな店主の人間味相成った〜全１１品以上のコースを、ゆっくりと堪能させて頂きました(^^)

飲み物(ウーロン茶とお茶)込みで１万円ジャストでした(^^)。

僕のような若僧にも己の全てを持ってかのように〜真っ正面から向き合ってくれる姿勢に感動しました。

焼肉店というより、飲食店という素晴らしさを再認識させてくれたお店でもあります。

皆さんも、機会があれば〜佐賀を代表する孤高の名店【肉上手】に行かれてみてください。

僕も福岡からでも行きたくなるようなお店です。遠くない日にまた行きたいと思います。