11・BARナビ。
- 2011/02/15 23:57
「BARカウンターの磨き」
BARマンにとって〜檜舞台とも言えるカウンター。
以前お話しした、BARカウンターでは…"無垢"の醍醐味を説きましたが〜 無垢のカウンターの場合、'磨き,という作業を施します。
コーティングや加工をしたカウンターは、拭き上げと呼ぶ位で手入れをし、風合いの変化は皆無に等しいです。
それに比べ…無垢のカウンターは、BARによっては〜日本酒やレモン、米ぬかなどまで用いて磨きあげたりします。
そういう…【フィルミークロス】は、EVオリーブオイルを用いて〜月1ペースで擦り込み、磨きあげます。
深く艶やかに光る様は、うっとりすらします(^^)
しかし…やはり、一番自然で深みのある風合いが出るのは、人間の"手油"です。
人間の熱と油と汗がカウンターの色と深みを増していきます。
こうして、BARもゲストと共に円熟味を重ねていければ実に素晴らしいコトです。