エメリヤーエンコ・ヒョードル。
- 2011/02/14 23:27
「PRIDE」最強皇帝・60億分の1の男・ロシアンラストエンペラーなどと形容され〜"人類最強"と呼ばれ続けた総合格闘家・エメリヤーエンコ・ヒョードルがまさかの連敗を喫し、引退をほのめかしている。
あの冷徹無比な瞳と、全盛期の…殺傷能力かのような戦慄的強さと、技の美しさは別次元であった。
2005年の、ミルコ・クロコップとの世紀の一戦は〜"足と拳のサバイバルマッチ"と呼ぶに相応しい…当時の世界最高峰の戦いであった。
誰もが恐れていた、ミルコの"作られた"足と拳を、ナチュラルなロシアの拳で完封してみせた。
息を呑み…惚れ惚れとした程だ。
ヒョードルの最強幻想が、格闘技界にもたらした功績は計り知れない。
本当にこれが、最後だったら……
切なくも儚い。
「格闘ロマンをありがとう」である。