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(1)長渕 X'masライブ♪

  • 2010/12/24 23:50

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X'masの週末に後ろ髪引かれる思いで向かいましたが(^^;)……

行けば問答無用♪

長渕 剛〜実に…17年半ぶりの福岡国際センターでのLIVE♪

93年に観た「JAPAN」以来の凱旋。

しかも…福岡2days♪と、更に〜X'masライブなんて記憶にもない。

スタートした今回の"TRY AGAIN"ツアーは4公演目。珍しく、比較的〜早めにもってきた前半戦での福岡公演。

マリンメッセが押さえれなかった副産物が今回のX'mas2daysLIVE♪でもある。

アリーナ前方に腰をおろす。

嵐の前の静けさを思わせる薄暗い場内前方には、白い横断幕がステージを覆い隠している。

今かと…その瞬間を待ちきれない観客から、徐々に「剛」コールが場内を旋回。

18時40分:幕開けを告げるお馴染み〜イーグルスのテイクイットイージーが大音響で鳴り広がり、場内暗転!

横断幕に勇壮なSEが流れながら、未公開映像が映し出される。横断幕がステージ後方に吸い込まれ、シンプルなステージが剥き出しになる。

バンドメンバーと共に、らしい?(苦笑)センスのピンク色のベロアジャケットに身を包んだ長渕が"武器"であるフェンダー・テレキャスターを片手に握りしめセンターへ歩を進める。

あまりに普通すぎるオープニングの登場にちょいと拍子抜け(^^;)

各陣〜持ち場にスタンバり、バスドラの重厚な音が年輪を刻んだ福岡国際センターに轟く。

リハーサルのセッションのような音出しからそのまま曲へ。

オープニングは[絆]、これは原曲のイントロがカットされており残念!しかしすぐさまバスドラで繋ぎ、ニューアルバムのド真ん中song[Success]でねじ込まれるように黙らせられる。軽やかに伸びゆく〜長渕の声に被せるようなトリプルエレキのギターサウンドが全開♪

この2曲で…"今"を叩きつけるかのよう。

続いて〜哀愁のメロディを奏でる[蝉]へ。新境地を思わせる[女神のスウイング]。

情念たっぷりに…博多に住んでいたいた頃の思いを語ったMC〜博多の歌(即興)へ。そのまま艶やかに歌い上げる[ブルームーン]でムーディな雰囲気に一変。長渕は昔ながらの'女心.と'女言葉.で綴った〜歌も素晴らしい。

沖縄song[俺たちのニライカナイ]。

定番的[くそったれの人生]。

作家:倉本聰との友情から生まれた〜[愛していると伝えてください]を。エメラルドグリーンの放射線状のバックライトと赤い血を思わせる光が交錯しながら長渕を浮かび上がらせる。決して千切れる事のない愛や信頼を表現しているかのよう。

さてここから〜お待ちかねの弾き語りコーナーへ!

秋葉原無差別殺傷事件をモチーフにした[知らんふり]から。ブルージーな音と呟きと叫びを巧みに織り交ぜ〜聴かせる。場内の熱を一気に下げながら、この歌の深層世界へいざなう。

ギターをかき鳴らしながら〜アメリカに染まるな日本よ!と"我が道"を照らす[親知らず]を。

80代の歌にして決して色褪せない[シェリー]。続いて〜軽快なストロークで、原曲よりかなりアップテンポな[JEEP]へ。

ハーモニカとバックコーラスとのアカペラ[HOLD YOUR LAST CHANCE]は1番のみ。これはキッチリ歌って欲しかったなぁ…

訪れた〜ハイライトの1つ…[乾杯]では会場がはち切れんばかりの大合唱は言うまでもない。乾いた島国か、はたまた〜枯れ果てた砂漠を潤すように、人々の空虚な心を満たしえる、日本音楽史上に輝く恍惚の名曲は、過去のLIVEでは、観客に大半を歌わせる事も多かったが、今回は充分歌い上げていた♪

ここからは再び〜バンド編成に戻り[泣いてチンピラ]へ。旋律的ギターのメロディーがこれでもかと泣き続ける。

そして毎回のLIVEでお馴染み〜青春讃歌[勇次]。

まだまだ…マグマの如き情熱を燃やし続けている[桜島]で会場が揺れる、揺れる。長渕のシァウトする声に、音も楽器も噴火せんばかりの勢いで激しさを増す。

30代の肖像〜"小川英二"を語りながら代名詞とも言える[とんぼ]へ。何度聴いても〜これまた不巧の名曲である。「俺は俺であり続けたい…」と願い、明日へ向かう、揺るぎない自分の姿に一点の曇りもなかろう。

切なさと希望の歌[菊一輪の花]へ。

見上げた夜空に満点の星が散りばめれられたような宝石級song[My SELF]で人生に光を浴びる。

ここで本編は終了♪ここまで2時間30分。20曲。まずまずのペース。

まさかやるとは…と思ったX'mas仕様のサンタ帽を被った(^^;)、長渕がステージに戻り〜アンコールはニューアルバムからご機嫌なテンションの[HAPPY BIRTHDAY]と、しなやかな[ALL RIGHT]へ。

そして…クライマックス〜僕の長渕ベスト3song♪[電信柱にひっかけた夢]!6畳一間の部屋から漏れ聞こえるように奏で始められたバンドメンバーのアコギにスタンドマイクで長渕が語り叫ぶ。「生き恥を晒しても裏街道はまっぴらさ!」「あぶく銭に埋もれて一生、男なんかやりたくねぇ!」というこのフレーズこそ、見た夢を電信柱にひっかけた長渕が、TOKYOでの"成り始め"に吐き捨てた本心であろう。

そしてニューアルバムのタイトルトラック[TRY AGAIN]を最後の力を振り絞るように、天へ高く〜拳とともに届けといわんばかりに絶叫!勇気・希望・明日・人生に強靭なエネルギーをたっぷりと注ぐ歌である。

サービス?の弾き語りアンコールでは、博多時代を歌った〜天神の交差点を詩にのせた[待ち合わせの交差点]を。

これを福岡で歌ったのは、14年ぶりである♪

祭りのフィナーレは穏やかに、ささやかに…紆余曲折〜航海の旅路から帰港した喜びを分かち合うような[KISS]。凛々しく瑞々しく響き渡る♪

こうして3時間に及ぶ〜「観る・聴く・歌う」と三位一体で織りなされる全26曲のLIVEはさすが!の一級のリアルエンターテイメント・rock'n'rollショー☆

劣化・老化する同世代のアーティストが目立つ業界に身を置きながらも、まだまだ…この男は天井知らずの進化を遂げているコトをしらしめるに相応しい〜音夜♪であった。

ツアーはまだまだ続く。

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