天寿し @ 魚町店。
- 2010/02/08 23:52
小倉駅を出て‥ 真っ先に目指すのが、「天寿し」の魚町店です。
久しぶりです。
小倉では‥「天寿し・魚町店」と、その弟さんにあたる〜「天寿し・京町店」。そして「もり田」は、3大名店と並び称されます。
「小倉でお寿司と言えば…」的〜入門編かつ定番としても不動です。
今日は…月曜という事で「天寿し・京町店」はお休み。「もり田」はお昼の休憩時という事もあり〜「天寿し・魚町店」と相成りました♪
しかし…この「天寿し・魚町店」こそが、小倉のお寿司の源流とも言えるお店
です。
「もり田」や「天寿し・京町店」もここから派生した、お寿司屋さんなんです。
あのイチローも、故・仰木監督のお参りに北九州を訪ねた際に立ち寄る事でも有名です♪
今日は…以後を考え〜 控え目に、11カンほどをおまかせで。
変わらず…老紳士で〜寡黙な大将が穏やかに握ってくれます。
「もり田」や「天寿し・京町店」を、創作系と例えるならば…「天寿し・魚町店」は、クラシックかつ〜王道的握りとでも言いましょうか。
今日は意表をつき? マグロのヅケから始まりました。
シャリの形状が以前と違うようなイメージでした。少々〜丸みを帯びており…
ワサビは鼻を突き上げるように、少々キツく感じました。
カウンターのシャリ台の下を水滴のように、流れる落ちる水が「天寿し」の象徴でもあります。
アナゴで完結するまでの〜一時、ここには…変わらず、変わらない時間と空間に身を委ねながら〜伝統と歴史の一旦を感じずにはいられません。
「天寿し・魚町店」然とした、普遍とも言える〜握りに、味や技術を超越した"深味"、お兄さんの真骨頂を再確認した気がしました。
やはり…お寿司は、大将(店主)の人生や〜美学も伏せて味わうモノであるという事を、これら3店は感じさせてくれます。
ご馳走様でした!