音楽業界も激変。
- 2012/06/29 23:50
先週の鹿児島を折り返しに〜目下、北上しながら四国に上陸中の長渕 剛・ホールツアー'2012。
そしてこの度、8月15日(お盆)に被災地・仙台で行われるファイナル公演が、大々的に全国の映画館163ヶ所!!にて生中継で上映される事になりました♪
福岡地区は「天神・トーホーシネマ」「博多駅・Tジョイ」や、粕屋・筑紫野などで上映されます。
チケットは大人:3500円。学生:1500円。
日本だけでなく…アジア圏(台湾や香港)でも、上映されるそうで…長渕の意気込みを感じる今回の「LIVE CINEMA」。
いわゆる、"パブリックビューイング"とも言いますが…最近、人気アーティストがよくやっていますね。
長渕LIVEの生中継上映は、2004年の「桜島オールナイトコンサート前夜祭ライブ」以来、8年ぶりです。
あの時、福岡は[ZEPP]でした。
ただ…この手の上映は、列記としたLIVEを目の当たりにする訳ですが、いかんせん実際の会場ではないので、臨場感(リアリティ)に違和感ありありで(^^;)、会場の人たちも微妙なテンションで(苦笑)、戸惑いまくりのハズです(^^;)
僕も同様です(--;)
それでも、今回のホールツアーがなかった福岡で、これが見れるのはファンにとっては願ったり叶ったりでしょう♪ しかも、ファイナル公演ですし…僕も、仙台まで行かずに、これで見るという選択肢も出来ました(^^)
便利な時代になりましたねぇ。
ただ…思います。世の中、ダウンロード主流でCDが売れなくなり続ける時代であり、アーティストはLIVEでの集客収益にも頼らざるを得なくなった時代にあって、今後この手の手法は更に増えてくるでしょう。
長渕クラスになれば、集客力は充分で〜下手すれば、莫大なビジネススキームとなり得る可能性もあります。
映画館が完全にLIVE会場化するという事です。
いずれ〜携帯やスマホでも見れるようになる?(問題もありますが)なんて事もあるでしょう。そうすれば…コストも削減でき、請求は携帯会社に支払うようになり、スムーズに済む。
しかし、そうなると…長渕のように毎ツアー事に、LIVE・DVDをリリースするアーティストはDVDが売れなくなったり、高いチケット代を払う、生の本物LIVEを見なくなる人も増える事も容易に想像できます。
映画館などで観るLIVE上映が、DVDや本物のLIVEの代わりになるという代償も含むという事です。
レコード店・CDショップも逆風吹きすさんでいます。
音楽業界も巡るめく、激変していきます。
いずれにせよ、逆らえない〜時代の流れの中で、取捨選択しなから…犠牲を払うモノが常にあるという事でしょう。