新日本プロレス、毎年恒例の通称"1・4(いってんよん)"と呼ばれる、TOKYOドーム大会を初めて観戦しました(^^)
プロレスでドーム観戦するなんて、ヤフオクドームがまだ、福岡ドーム時代でしたから、かなり昔の話です(苦笑)
それだけでも新鮮な今回(^^)
観覧席は、3分の1程は潰しているものの、実券としては売り切れエリア連発の大盛況です。
TOKYOドーム内を上段から下段へ降りながら見渡すと〜最近、見慣れた福岡国際センターや博多スター レーンらとスケール感がやはり圧倒的に違います。
そして、近年の新日本プロレスの勢いを象徴するかのような見事かつ豪華な演出は、あの"PRIDE"を思わせるかのような高揚感を呼び起こさせます。
年末のテレビでの腕相撲番組「ジャイアントキリング3」や大晦日の「INOKI BOMBAYE」も、まさにその"PRIDE"の流れを汲む〜キャストまでを起用したモノコトでした。
そんな新日本プロレスのドーム大会は、長い花道を入場する選手も実に絵になります。
試合内容は、新日本らしい〜練りに練られた技術の攻防がドームのスケールにマッチしています。
これだけの選手層とマッチメイクが出来るのも、他団体とは違うレベルを見せます。今日だけで〜全試合の半分以上にあたる…6つ!ものタイトルマッチをやってのけるあたりは凄すぎます。
タイプは異なるものの…大晦日の「INOKI BOMBAYE」より内容と共に遥かに上をいくグレード感です。
試合は、メインの棚橋VS中邑だけを抜粋すると……、やはり近年、ドーム大会のメインを度々〜張ってきた両雄ならではの最高水準と言える、天才VS秀才と言える凌ぎ合い。
この二人こそ〜新日本プロレスの"暗黒時代"と言われた苦境期から支え続けてきた二人。
そのストーリーだけでも説得力充分です。
そう言えば、ふと思い出しましたが、何年か前、福岡で中邑選手と会食した事があり〜お店を何店かハシゴしたんですが……、その中で、よりによって偶然、棚橋選手がそのお店にバッタリいたという事がありました(笑)
その時のお二人のやり取りにも、凄く人間的魅力がありました(^^)
かつて、アントニオ猪木が「プロレスは筋書きのないロマン」と言いましたが、"筋書きがあっても良し"の新日本プロレスは、まさにプロレス界の盟主・リーディングカンパニーに相応しい〜そんな5時間のエンターテイメントでした。
これだけ〜今までに格闘技系観戦をした僕にとっても、足を運ぶに相応しい充分たる価値ある興行でした(^^)