ここ連日、一般メディアでも取り上げられるポールマッカートニー来日ニュース。
もはや、ニュースというより〜"事件"です。
ポールは、昨日の大相撲観戦後、国際センターを後にする際、乗った車が渋滞にひっかかり、ファンが囲んできても、窓を自ら開けて〜手を振ってサービスし、周辺が大パニックしたらしいです(笑)
そんなポール、今日の福岡は〜実に20年ぶり!となるLIVEです。
その20年前のLIVEを観た僕からしても、感慨深い〜今回のポール・福岡公演です♪
もう、次いつ観れるか?なんて保証もありませんし……今回のポール来日も、裏側では壮絶なる交渉劇があったそうです。
1公演につき〜"ン億円"!と言われるポールのギャラ、そして難題な数々の条件。
それほどに、ポールの来日自体が困難を極め続ける近年、福岡公演自体まさにミラクルと言えるでしょう。
もう今のポールLIVEを観れた人は、"歴史の証人"と言っても過言ではないでしょう。
世紀・世代・時空らを越え〜今なお、音楽の世界に多大なる影響を与え続ける、ビートルズやポール マッカートニーは、ロックやポップスなどというジャンルを越えた〜神様、仏様級の存在感と威厳を今なお放ち続ける、1つの文化的ですらあります。
そんな今夜の、ヤフオクドーム内は、いわゆる"黒幕の潰し席"が数千席はあって、もったいないなぁ……と思いつつも、老若男女でビッシリと超満員に膨れ上がってます。
そんな〜大観衆を前に19時20分、ふらっと登場したポールがオープニング曲、「エイト デイズ ア ウィーク」を奏でると、一気にヒートアップ!
大阪公演初日を観た〜友人が、ビートルズナンバーもほぼオリジナルキーで歌ってて、声も良く出てると言ってましたが、まさに今夜もその通りです。
"こんばんわ!福岡!帰ってきたばい!"
と博多弁サービストークを挟んだりしながら、場内の空気を変幻自在に操りながら、百戦錬磨のポールワールド全開♪
71歳にして若々しくエネルギッシュ!、衰え知らず?の〜この躍動感と声域に戦慄すら覚えます。
前回の福岡公演より、更に曲数が増えたという事も脅威ですらあります。
そんな〜新旧交えた、1曲1曲がまさに、これまたミラクル的事象とも言えます。
そんな〜"生きる音楽遺産"に観客は酔いしれ続けています。
終盤に持ってきた〜"被災者へ捧げる"とピアノを奏で歌った「レットイットビー」「ライヴアンドレッドダイ」ポール自身も大好きな大合唱のウェーブが起こった「ヘイジュード」、「ハイハイハイ」「イエスタディ」らの畳み掛けるかのようなビートルズのキラーナンバーには、やはり〜ひれ伏されました。
40曲近く!〜2時間40分のLIVEに感服です………
もう、これが最後の来日かとも言われたりしてますが、今日のLIVEを観る限り、ベジタリアンでもあるポールなら、まだ次回があるかもしれません。
今回、裏で企策されながら、実現しなかった、ビートルズ以来の"日本武道館 公演"の実現も願いながら。
決して色褪せない恍惚の楽曲群・"続〜ビートルズ"は必然のサービス?にしても、ポール マッカートニーとしても〜今なお衰えない創作性や、現在進行形という紛れもない巨大な真実と現実を目の当たりにしながら、稀代のエンターテイナーが織り成す、最高峰のLIVEショーでした。