消費マインドの決定打として重要なのは、「品質」「品数」「価格」、そして「時間」とも言えます。
ライフスタイルの多様化による現代社会にあって、良いものを少しでも安く、スムーズに買いたい、スピーディーにサービスを受けたいというニーズに、どれだけ受け答えられるかも、小売業・サービス業の1つの生命線でもあります。
世のメジャーな大企業も軒並み〜時間とコストの削減に取り組みながら、"時は金なり"を実践し、はたまた…"時は負でもある"を示しています。
メディアで知りましたが、某・百貨店では〜20年前には、平均90分というお客様の滞在時間が、今や〜その半分位になっているといいます。接客販売というビジネスモデルの為、時間節約が難しく、対策として…長時間滞在を促すために、情報発信スペースなどを設置するという苦肉の策の知恵を必要とせざるをえないそうです。
逆にコンビニは、時間の節約に一役買ってます。平均買い物時間は4〜5分。スーパーで数日分のまとめ買いをすると3倍以上かかるといいます。
そんなスーパーにとっては、店舗へ通う時間を省くネットスーパー拡大も不可欠であります。
便利さやスピーディーさを知り、せっかちになりがちな現代人には、ネットの役割も一段と高まります。注文→即日到着も当たり前の時代になり、サービスや商品には、時間の短尺度も求められます。
これで思ったのは……、飲食店や飲食業にも通じるものがありまして〜サービスや味のブレを懸念されたりもしながらも?品数をむやみやたらに増やしメニューの多さを売りにし〜、ロスを出しかねなかったりするより、確実な適正ラインナップを並べ、お客様が迷いにくく〜スムーズに選択してもらい、スピーディーに提供すべきもミッションではないでしょうか?
ただ…、何が〜"売り"であり、何が"メイン"なのかという’’記憶に残る本質,,が、まずありきで、ブレないようにしなければなりませんね。
こんな事を今日のミーティングで思ったりしました。