本日の本……29
- 2009/09/26 23:50
NOVEMBER 2008 TO NOVEMBER 2014.
2009年09月の記事は以下のとおりです。
武蔵散る……。
K−1・ワールドグランプリファイナル〜開幕戦。
引退を懸けて挑んだこの一戦。
対戦相手のジェロムレバンナは、いわば武蔵とはK−1を長きにわたり〜支えてきた戦友である。
毎度毎度のグランプリの度に…栄冠を目指す無冠の帝王は"悲願"を懸け‥‥武蔵は"引退"を懸けての戦い。
技術的な内容より‥ドラマ仕立ての様相を呈していた。
バンナが圧力とパンチで、終始圧倒‥‥。
武蔵のK−1人生に引導を渡した。
思えば‥日本人で唯一、世界の競合相手にグランプリ制覇の夢を現実に抱かせた偉大なるファイターと言えよう。
あと‥一歩…、近そうで果てしなく遠い〜最強。
世界の壁は容易く越えられなかった。
でも…ありがとう。そして〜お疲れ様でした。
今日の試合は韓国だったので、もしかすると‥大晦日の「Dynamite!」で、最後の勇姿が見られるかもしれないが…?
さて…‥今大会〜日本人の京太郎も敗れ… またしても日本人の夢は断たれた。
新世代の台頭も著しい、K−1は〜混沌とした戦国絵巻である。
今日は〜約2年ぶりの長渕 剛のLIVEである。
昔ほどの熱狂的ファンのテンションとエネルギーはないにせよ…CDが出れば買うし〜LIVEで来れば行くという感じである。
所は、いつもの[マリンメッセ福岡]である。
今回のアリーナツアーはコンパクトな全10本の行程で、早くも終盤に差し掛かり‥残すとこ3本となっている。
長渕にとって…第2の故郷〜博多。
しかし…今回のツアーは初日からのセットリストを見る限り、なかなか気が乗らない内容である(^^;)。
初日の曲数〜16曲と知ったときには、愕然としたモノである(・・;)。
ツアーが進むにつれ〜 曲数は増えているが… まだまだ前回のツアーと"タメ"を張れるまではなっていない。
20年以上観ていれば〜わかってきます(苦笑)。
さて〜その福岡公演。
超満員の〜会場からは、開演前に恒例の「剛コール」がこだまする。
場内に流れる〜BGM・イーグルスの[テイク イット イージー]が大音量になったとこで暗転。
18時37分…後方からのバックスポツトに照らされた長渕のシルエットが浮かび上がる。
幻想的かつ荘厳なシンセが轟く。
1993年のLIVE「JAPAN」のオープニングを彷彿とさせる。
あの時の長渕は…病的な頬のこけかたや、とりつかれたかのような異人種的キャラで、虚像イメージに押しつぶされんばかりに、アコギを代名詞としていた。
それから〜時を経た今…ギターはエレキに変わり、華奢なカラダは、褐色の隆起した肉体へと変貌を遂げた。
オープニングはニューアルバムから「SAMURAI」。
弱った日本へ高らかに、力強く〜吼えるよう皆が合唱する。
ステージ上の長渕は、ヘビ柄のジャケットに、インは光沢の真っ赤なシャツを羽織るという(^^;)‥‥ステージ衣装だからこそ?、見ていられるセンスである(苦笑)。
ステージセットは〜近年稀に見る位、極限まで削ぎ落としたかのような骨格しか目にはいらないような…左右全長50m位のいたってシンプルな造り。悪く言えば〜ローコストかつ質素。前回が前回なだけになおさら(x_x;)。
長渕は、ツアー前に「今回はロックンロールショーを見せる」と語っていた。
ここまでツアーは、良い感じで〜"揉んで""練り込んで"来たのであろう…。ステップは小ぎざみに‥ギターの音色は本人も自賛し〜声は軽やかに伸びている。
それにしても強気である。今をさらけ出し…表現するかのように、ニューアルバムからの曲を前半から連発である。
「ヒット曲にすがりつくような事はしたくない」
長渕が公言してはばからない持論である。
常に"今"である。
途中〜MCで、博多で住んでいた頃の、懐かしい話しを綴る。
長渕が、この手の話しをするのは…もちろん博多ならではで〜LIVEでも稀である。
「とんぼ」「俺らの家まで」「西新宿の親父の唄」「勇次」といった…往年のファン歓喜の曲も披露。
客席を見渡すと…、拳を突き上げる〜老いも若きも、それぞれの人生を背負い、ここへ辿り…喜怒哀楽をさらけ出し、この日〜この場所〜この瞬間を共有しているのであろう。
"人生劇場"の一片を見ているかのようである。
長渕が小槌のように、手でギターのボディを"叩き"〜弾き語りで唄った「激愛」は、ディープブルーの深海へ心中するかのような"静"であり……
対を成す「桜島」は…ドクドクとマグマの如く〜真っ赤な鮮血のように鮮烈で、ほとばしる情熱の"動"である。
長渕も、客も、歌も、音も、照明も、全てが融合し〜連動しながら織り成す…真の大衆芸術。
ラスト3曲は……長渕・中期の佳作アルバム「ライセンス」から〜2曲‥「明日へ向かって」「PLEASE AGEIN」。
そして‥‥弾き語りの「逆流」で"画竜点睛"。
終わってみれば…全24曲・3時間のLIVEであった。
やはり…"徹頭徹尾"〜歌手としてのコンサートを超越した〜一級・一流のエンターテイナーとしての芸術的舞台であるコトは間違いない。
言霊のように唄う「逆流」での‥[だって、僕は僕を失う為に生きてきたんじゃない]というフレーズを連呼する姿は…「俺は全てを肯定として生きていく」と言う、長渕の揺るぎない信念に他ならない。
まだまだ…新たな可能性を感じさせてくれるに相応しい〜音夜であった。
さて…‥早くも〜来月からの、デビュー30周年記念・弾き語りホールツアーが見たくて仕方ない。
大晦日には〜神戸で、長渕・初のカウントダウンLIVEも開催が発表されている。
灯された火は、リレー式のバトンのように、まだまだ〜消える事なく伝われてゆく‥‥。
…………………………
さぁ〜これから今夜も、フィルミークロスへ行き…長渕が僕に描いてくれた「生涯現役」の四文字を見て、従事するとしよう。
本日は… あの「新建築」の"住宅特集"です。
僕もご好意にさせていただいてます〜建築家・松山さんの名作「石垣島・白保の家」が掲載されています☆
今や〜 全国的にも名が馳せる、福岡を代表する建築家です♪
基本的に飲食店は手掛けないんですが…、僕が福岡で唯一〜興味が湧くデザイナーでもあります☆
今後の様々なプロジェクトにより〜 ますますメジャーになるコト間違いありません。
僕が断言します☆
とある〜加工した御影石を張ったカウンターのホテルBARにて。
僕的に…デザインとして〜良くても、どうしても素材的に冷たさを感じてしまいます。
いつも思いますが… 僕は、飲食店の素材について〜確固たる決め事があります。
どんな著名・有名デザイナー様が設計するBAR〜レストランであろうと、問わず…カウンター天板やテーブル台は、基本的に素材は"木"であるという事。
極力〜塗りなどの加工も施さず、"無垢(むく)"の状態で使いたい。
理由は簡単です。
人による触感。食器やグラスにやさしい。音が和らげれる。傷が無機質素材のモノ程、気にならない。
そして…何より、人の手などが触れる事により風合いが増し〜"味"が出て来る。
これで〜なおかつ、ドリンクやフードが綺麗に美味しく見える照明計画であれば〜言うことナシ!です☆
わが〜「フィルミークロス」の下エリア〜BARコーナーは、全て種の異なる…4種の一枚板を贅沢に用いています☆
光と影…、視覚と聴覚…緻密に配慮したつもりです。
上のエリアは〜 デザイナーが、どうしてもという事で… 致し方なく(^^;)、ガラスや漆塗り木の素材感になってしまいましたが…(x_x;)
めちゃコストも上がってしまい‥‥(・・;)
その点〜"木"は、値段的にもやさしいですし‥(^^)
そこで1つ!‥‥‥
僕が今まで‥ "木"でも"無垢が一番"だと信じて疑わなかった〜概念を心地良く覆してくれたお店が、TOKYOに1店だけあります。
そのBARは、衝撃でした。
"殴り傷"の荒々しさと‥ガラスのような光沢を連想させる加工で、歳月を感じさせないクオリティは〜
素材の良さを最大限に引き出したような恍惚の仕事っぷりです。
見て良し! 触れ触って良し! の文句のつけようがありませんでした。
イメージ的には〜最上級のお寿司屋さんが、極上のネタに卓越した技術で手を入れ‥素材の持つ旨味を最大限に引き出すようなエッセンスとも言えるようです。
いつか〜 福岡にはない‥このクオリティを、福岡でやってみたいと思います☆
って言うか‥‥ もうプロジェクトの中にあるか(^^)
と…まぁ〜…そんな僕なりの飲食店における、素材感の考え方でした♪
久々に「魔王」を買い足しました♪
元祖・幻〜焼酎の1つと呼ばれてはばかりませんが‥‥
もちろん定価で買っているのですが…最近、なかなか1升瓶(1.8l)が入荷しませんでした(^^;)。
720mlの4号瓶サイズは頻繁にあるのですが‥‥
いまだ根強い人気で、愛される焼酎です☆
大型連休の名物?〜大渋滞。
新聞やテレビのニュースを見る度に思いますが…‥
普通〜事前にわかりきってるはずなのに‥ それでも渋滞高速を通らないといけないの?
1000円高速代でも、もったいない(^^;)気がしますが‥‥
まぁ〜日本人は、他と同じでいい方たちが多い人種なんで‥気にならない人達が多いんでしょうか?
夕食は‥ 初めての〜もつ鍋「おおやま」へ♪
博多区店屋町にあるお店で、お近くには‥あの「もつ幸」もあります。
行って‥ 先ず、その佇まいというか… 入り口壁のフェイスに圧倒されます(@_@)
まさか… 「おおいし」と「やま中」から由来してる名前ではないだろうなぁ〜 なんてくだらないジョークが脳裏をよぎったりしました(苦笑)。
で… オーダーした〜もつ鍋の「しょうゆ」と「味噌」がくると、系統は似ていますねぇ〜
塩辛さやニンニクの効かせ方など……
ニラは少な目で、ゴマを多めにふっています。
鍋も同じです。サイズは一回り大きめですが。
肝心の…もつは〜しっかりきた大きさで、脂はゼリーのように溶けていくようで好感が持てます。
で…最後に雑ネタですが、ここで使われていた、"オタマ"ですが、実はこれ〜僕が以前「天神・大丸」でデパ地下やってた時に、もつ鍋企画でのテレビ取材時に使っていて、生中継中に接合部分が折れて(@_@)… スタジオの前田忠明らに大笑いされたという消し去れない恥じらいのオタマと同じです(苦笑)。
今でも〜見るたびに思い出します(x_x;)
ちなみに〜 百均のモノです(^^;)。
大相撲・秋場所〜9日目。大関・魁皇が勝ち…"現役通算"勝利数を964勝とし、歴代2位の大記録に並んだ。
いやはや〜 幼稚園時代の同級生同クラスとして、末恐ろしいばかりの、鉄人である。
幕内最年長力士でもある〜魁皇の偉業を讃え? 地元・九州場所が開催される11月には…自伝本「怪力」が発売されるそうである。
しかも…あと11勝すれば、"幕内"勝利数1位(807勝)の千代の富士の大記録に並んでしまう。
もし…これが幕内在位1位となる、九州場所で達成されたなら、どれほどの素晴らしいコトだろう。
大型連休になると… 福岡のラーメン店でも、行列が出来る有名店と〜いつもと何ら変わらない平静を保った?お店のコントラストがくっきりと浮き彫りになります。
行列が出来ているラーメン店は、全国的にも名が轟いてるお店ですが… 大半がテレビやメディア効果によって、認知されたお店ばかりです。
以前もお話ししましたが… ラーメンとメディアは切っても切り離せない関係(癒着?)があり、その対象となるリスナーがイコールである。
今日見た〜、行列の某ラーメン店も、テレビとメディアのお陰でメジャーになった極点的例です。
醤油1つにしても、人様のモノを自家製と偽善し…、一番の宣伝となる"行列"を切らさないようにコサクな手段を用いて… 真夏でも真冬でも〜外にお客様を並ばせ続ける。
オープン当初に掲げていた美学を捨て去り、人様の恩も踏みにじり、裏切り、商売とお金だけに魂を売って‥作る〜そんなラーメン食べる位なら、カップヌードルの方がよっほどマシです(苦笑)。
商売やビジネスは〜 自分らしく…正直に素直にやり続けたいモノです。