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2012年09月17日の記事は以下のとおりです。

長渕 剛〜2012'福岡LIVE。

  • 2012/09/17 08:43

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いよいよ、今日の福岡・マリンメッセから幕を切って落とされる〜長渕 剛・アリーナツアー’2012「STAY ALIVE」。

懸念された台風の影響もなく〜無事開催です♪

僕自身、ふと…思い返してもみれば、長渕 剛のLIVEを初めて観たのが、1990年の「JEEP」ツアー。それから見続けた歳月たるや〜22年。人生の半分以上をゆうに長渕のLIVEを観ている事になります(苦笑)

そんな中でも、やはり〜記憶に残っている印象的なLIVEといえばACOUSTIC主体のモノだったりします。

特に、今回のような〜センターステージというのは、アリーナという大箱ならではの魅力に他なりません。

司る〜波乱万丈、紆余曲折の人生の中で長渕は、いつだって、己の弱さや憤り、希望や勇気、はたまた…世のゴシップやネガティブな事象にも、歌で真っ向立ち向かい、LIVEの凄さでねじ伏せてもきた。

そんな長渕が、ギター1本で久しぶりに、アリーナのセンターステージで歌う。お題的には20年ぶりで、"歴史的ステージ"と言っても過言ではない。

四方八方逃げ場のない、ごまかしのきかない舞台で、囲まれた人海を前に、たった一人で歌う。

それは、まさに格闘技さながらの闘いの場を思わせ〜、今の長渕に相応しい?シチュエーションかもしれない。このステージプランは生半可な覚悟や、尋常な精神では臨めないだろう。

そんな初日の福岡、超満員に膨れ上がった1万人が埋め尽くす場内は壮観である。

ACOUSTICツアーで、福岡を初日に持ってきたのには、才能が開花したとも言える〜第二の故郷とも言える由縁でもあると勝手に解釈する。

僅か〜5ヶ所・全9公演という今ツアー。数字上は小さなツアーであるが、無論、大きなテーマを持つ"ACOUSTIC ROAD"である。

真価を問われる、真骨頂であるACOUSTIC。これぞ〜装飾も贅も、肉までをも削ぎ落とした骨格たる見せ場。

それでも、凄まじいばかりの舞台装置と迫力を醸す、センターステージがいやがおうにも期待のボルテージを高揚させる。会場の外に止まっている大型ツアートラック・12台!を見れば〜ギター1本とはいえ、その規模は一目瞭然である。

長渕は、このステージに負けない〜それ相応の"宝刀"を用意してきてるのだろう。

福岡らしからぬ、人垣のウェーブも起こるほどに盛り上がった観客の空気感を切り裂かんとばかりに、オープニングを告げる〜お馴染み、イーグルスのテイクイットイージーが流れる。

時は18時12分。いよいよ、祭りの始まりである。

場内に、荘厳なSEが轟き〜ステージを覆うように巨大な日の丸の旗がゆっくり掲げ上げられていく。心拍が揺られる。これは、まさしくアルバムジャケットの再現であろう。

暗転し〜ドスンと刺さったサスに照らされた長渕がサングラスなしで、黒のアコギを抱きしめ、黒のレザーロングコートを纏い、立っている。

注目の1曲目はアコギで[日本に生まれた]。バンドスタイルとは異なり〜シンプルで力強いカッティングとストロークが際立つ。1曲目から全開である。"日本に生まれた!"とシャウトし、フィニッシュ♪

客席を見回し〜指差し、ニカッと笑う。ここで、ロングレザーコートを脱いだ長渕は毎度のタンクトップ姿で隆々の筋骨から、早くも汗がほとばしる。

2曲目には、意外な選曲である懐かしい「LICENSE」を。しかも、大胆なアレンジを施したアップテンポな曲調である。これは違和感も感じ、賛否両論ありそう。

ここまで、ケガの心配もなく、「今日は徹底的にギター1本でやるからね!」と長渕が言えば〜大歓声である。

次も久しぶりの「Hela Hela」へ。この曲も長渕らしい、憤りを歌った古い曲である。

ここからは、「君のそばに」「親知らず」「何故」と…通好みな選曲が続く。

しかし、色褪せない歌の数々と、日本最高峰の長渕ACOUSTICならではの研ぎ澄まされた〜ギターの音色は息吹となり、場内の空気感から人の鼓動までをも変幻自在に変え操る。

静も動も、怒りも優しさも、"今"という、この時に命を燃やし続ける人間の渾然一体となった魂のエネルギーとして解き放たれいく。

久しぶりに歌う、「巡恋歌」や「俺らの家まで」、「激愛」もしかり。

ラストは人間讃歌である「乾杯」で。

意外にも、これで初日が終わりました。

全19曲・2時間。アンコールなしという初日らしい?展開で、僕には、物足りなさはありますが、同伴の皆様は楽しんでくれてたみたいで(^^)

あと、5、6曲(いつかの少年、STAY DREAM、とんぼ、家族、素顔などの昔の曲)位を、通例であと1時間位はやってほしいです。

まぁ…これからまた、ツアーが進行する中で変貌していく事でしょう。

意外とニューアルバムから曲を削っていたのは、良かったかもしれません。

しかも、今回は、サックスが2曲入るのと、ギターなしのハンドマイクで歌う3曲以外は正真正銘〜全てギター1本。

やはり、この世界観は、長渕にしか表現できない異次元的・芸術域である。

以前も話しましたが、元来、洋楽志向の僕から言わせてもらえれば、スーパースター然たるアーティストと言われる、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ、U2、ブルース・スプリングスティーン、スティング、マイケル・ジャクソンらのLIVEは全て観てきました。

それら、アーティストの圧倒的オーラに匹敵するLIVEパフォーマンスやクオリティを持つ、日本人アーティストと言えば、長渕 剛くらいです。

桑田佳祐や浜田省吾といった長渕と同年代アーティストが、ファンと共に年を重ね〜耳障りの良い同窓会的コンサートをしている一方、長渕は今なお、肉体を鍛練し〜変化も恐れず、新たな世代も切り続けている。

バンドスタイルからギター1本まで、まさしく、一人のアーティストが表現しうる〜壮大なるロックショー。

「誰にも出来ない、誰もやった事のないライブをやる。予定調和のライブなら、やる意味はないー」

そう、長渕が言い放って〜20年位。桜島オールナイトLIVEなど、その極形であろう。そんなLIVEをロマンとして、今も変わらずやり続けている。

これから続く〜残り8本の行程の中で、僕が次に目の当たりにする、ファイナルの10月21日・大阪城ホールでは一体、どんな光景が広がっているのだろうか?

♪9・17〜福岡・セットリスト♪

開演・18時12分。

1・日本に生まれた
2・LICENSE(アレンジ)
3・Hela Hela
4・君のそばに
5・親知らず(君が代挿入)
6・俺の太陽
7・何故
8・六月の鯉のぼり
9・ガーベラ
10・激愛
11・巡恋歌
12・絆
13・愛しき死者たちよ
14・STAY ALIVE
15・ひとつ
16・Tommorow
17・HOLD YOUR LAST CHANCE
18・俺らの家まで
19・乾杯

20時19分・終演。

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